野生ヨウムの絶滅危惧 ワシントン条約CITES1(サイテス1)へ

ヨウムの野生の個体数減少に伴いワシントン条約でCITES2からCIRES1へ輸出入の規制が行われました。

野生動物の保護のために希少な野生動植物の国際的な取引を規制するものが絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約です。

032

ヨウムは、アフリカ原産の中型インコでコンパニオンバードとして人気のある種ですね!クリックもこのヨウムです。クリックを飼い始めたのが今年の3月でワシントン条約の話が出てきたのが今年の5月でした。

まさか、ヨウムがワシントン条約のCITES1になるとは思っていなかったので少しびっくりしましたが野生のヨウムの種の保存のためにはしょうがないのかなと思います。

CITES1に格上げされた方と言ってもヨウムがこれから飼えなくなるわけではなく、ペットとしても飼えますし、販売もなくなることはないと思います。ワシントン条約では野生の動植物の輸出入が出来なくなることで、繁殖、ブリードされたヨウムは繁殖証明書があれば、入手は可能です。

いま。現在ヨウムを飼っている方も問題なく飼い続けることが可能なので安心してください。ただし、これからワシントン条約が正式に効力を発揮すれば、ヨウムの譲渡などが出来なくなる可能性も出てきます。

まず、ワシントン条約は正式に発揮されるのは決定から約90日と言われています。10月に決定しましたので来年の1月か2月くらいが目安になると思います。

飼い主さんがすることは、環境省への国際希少種登録です。これをしていないと先ほども言いましたが、譲渡が出来なくなるため、あなたは何らかの理由で飼えなくなった際にも里親や譲渡が出来なくなります。

ヨウムを飼っている方は、必ず国際希少種登録は済ませてください。登録がわからない方は、購入されたペットショップや行きつけの動物病院で聞くのが良いと思います。ネット調べることも出来ます。

これからヨウムを飼うことをお考えの方には、今回の決定でヨウムの販売数の減少や価格も高騰なども考えなれます。しかし、ヨウムがコンパニオンバードとして姿を消すことはありませんので焦ることはないと思います。

野生ヨウムの個体数の回復は祈りますが、今回の決定で、この素晴らしいコンパニオンバード、ヨウムを飼う敷居が高くなることは残念ですね!

 

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ