ヨウムのクリツクを逃してしまう!

ヨウムのクリックが、2021年3月31日の15時前に、飼い主の不注意で、逃してしまいました。

飼い鳥のロストを言うやつですね!

SNSなどで、よく、愛鳥を逃したという情報を見ますが、自分は大丈夫と思っていました。

しかし、それは突然に起こりました。

いつものように、お外の放鳥スペースでクリックを遊ばていてたところ、飼い主がキャンプ用に椅子に座ろうとして尻もちを付き、大きな音を出してしまったので、クリックが驚き、とまり木から飛びました。

いつもなら、放鳥スペースを囲っている網にしがみつくだけなのですが、この日は、出入りしているスペースの網が空いていて、そこからクリックが外に飛び出さし、自宅の塀を越えていってしまいました。

もちろん、クリックは、クリッピング(羽をカット)していますが、それでもある程度は飛ぶことができ、運悪く、風もそこそこあったことから、外に出てしまったと思われます。

すぐに追いかけたのですが、完全に見失い、塀の向こうは、ガレージ、幹線道路になっいるます。車に跳ねられたら最悪の事態もあります。

それほど飛ぶことはできないはずなので、飛んでいった方向を重点的に探しましたが、中々、見つけることができず、近所の方にも声をかけて、情報を共有していただき、また、ツイッターでも情報提供を呼びかけたところ、たくさんの方に心配していただき、リツイートで拡散していただき、たくさんの方のめにふれたことで、夜になり、ツイッターの方に、近所の動物病院、アトム鈍物病院の医院長から連絡が入り、ヨウムを保護しているとのことでした、

時間的にも場所もクリックちゃんの確率が高く、翌日、確認に行くということになりました。

多分クリックだと思いながらも確認するまでは、不安もあり、寝ることも食事も喉に通りませんでした。

翌日、動物病院の開院時間に確認に行き、クリックに出会えたときは感無量でした。

今回のヨウムのクリックのロストは、飼い主の落ち度でしかありません。クリップングしているからそれほど飛べない、慣れているから遠くへ行かないなどということは、鳥には関係ないと思います。

風に乗れば、クリッピングしていてもある程度舞い上がりますし、結構な距離を飛行します。

クリックが保護された動物病院の前は、ロストした場所から300m~400mくらいです。

また、とんだ方向とは、違いました。

愛鳥をロストすれば、冷静にはいられません。私の場合でも近所の動物病院に声をかけるくらいはできたと思います。

時間との勝負になると思い、自分で必死で探しました。

見つからないまま、時間が過ぎ、夜になり焦りばかりが出て来たことを思い出します。

嫌な事も考え、きっと戻ってくると思いながらも最悪のことも考えたことは言うまでもありません。

ツイッターで連絡ももらったときは、涙が止まりませんでした。

奇跡が起こった妻と喜び、どうかクリックでありますようにと願い、朝まで元気でいてくれと願いました。

迎えに行ったときにクリックは、元気で、怪我もなく私をにらめ付けたように思いました。

長い長い1日が終わった瞬間です。

これだけ、嬉しいことは人生で早々ありません。

地獄から天国です。

今回のことで思ったことは、鳥のロストは、鳥飼さんならどなたでも起こるということ、一度、出ていった鳥が家に自分で帰ってくる確率は極めて低いこと、できるだけ多くの方の情報提供を呼びかけることはもちろん、飛んで行った方向だけでなく、捜索範囲は、多めに取ること、カラスなどの行動をよく見ることなどです。

はっきり言って、一度逃してしまった鳥が帰ってくることは極めて少ないと言えます。

今回のクリックは、ラッキーだったと言えます。

このような記事を書けるのも、無事帰ってくれたことにほかなりません。

愛鳥のロストが、少しでも無くなることを願っています。

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