サイテス更新、ワシントン条約Ⅰのヨウム

ワシントン条約というのを聞いたことはあると思います。

正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)」

頭文字をとってサイテスと呼ばれています。

ヨウムもこのサイテスの附属書Ⅰに2017年のなっています。

ヨウムのクリックをお迎えした当時は、確かサイテスの附属書Ⅱだったと思いますが、Ⅰ種になったことでサイテスの登録が必要になったのですね!

このサイテスの登録は、5年に一度、更新が必要になっています。

クリックも2018年に登録を行い、2023年の今年度に後進する必要があったので更新しました。

その際のヨウムのサイテス更新の手順を書きたいと思います。

ヨウムのサイテス更新

日本でワシントン条約、サイテスの取り扱いは、「一般財団法人 自然環境研究センター」で行われています。

自然環境研究センターのホームページから

まずは、電話してくれと書いているので電話しました。

電話は、繋がりにくく、何度も電話してやっと繋がり、サイテスの更新手続きの手順を聞きました。

まずは、

各種サービスから

上記の車種の赤丸の「国際希少種登録」をクリックして

上記の赤丸の「手続きの案内」から個体登録に関するものをクリックします。

上記の赤丸の「登録の更新申請」から

すると更新に必要な書類のPDFファイルが出てきます。

申請書類をダウンロードして印刷してください。

申請書をダウンロード、印刷できましたらヨウムの場合、「オウム目」というPDFファイルに申請書の書き方の例があります。

書き方を見て必要事項を記入

次に、ヨウムを最初に登録したときと同じように写真が必要です。

上記のように写真を撮影して印刷します。この際に足輪の車種を2枚と書いていますが、完全に読み取るには3枚の写真が必要でした。写真はL版以上のサイズです。

申請書類のダウンロードが済めば、下にスクロールして

鳥類、ヨウムの場合、個体識別の証明するものは足輪が普通だと思います。

上記の脚環識別番号証明書(PDF:80KB)をダウンロードして印刷、記入しましょう!

記入のサンプルがこちら

この他に必要は書類が、以前登録の際の登録書、本人の確認書類(自動車運転免許証)などです。

必要書類や記入方法、写真の撮影方法などは、自然環境研究センターに電話すれば詳しく説明してくれます。

ヨウムのサイテス更新の書類が揃いましたら自然環境研究センターの担当者宛に送付して、後日、記載した電話に担当者から電話がかかってきます。

書類に不備がない場合、申請に必要な料金(4600円)の振込口座を電話で知らせてくれます。

振込後、数日で新しい登録書が届くことになります。

最後に、このヨウムのサイテスの更新で思ったことは、申請の必要な書類のほとんどが、紙や写真で送る必要があるのか?

ウェブ上からPDFファイルや写真ファイルで送ることは可能だと思います。

2022年分の確定申告でさえもハンコが必要ではなくなっています。

その点も加味してもウェブでの申請が可能になれば、無駄な手間も省け、センター側も紙や写真での管理よりもデジタルでの管理で楽だと思いました。

5年後は、ウェブ申請への移行をお願いします。自然環境研究センターさん!

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